新築一戸建、古民家再生リフォーム、ウッドボイラー(薪ボイラー)の協和建設エコライフ事業部

協和建設
ウッドボイラー
ウッドボイラーの燃料について構造・使い方について用途についてお客様の声
ウッドボイラーの燃料について

「薪の供給源はどうしたらいいの?」
私がお世話させていただいたお客様ですとそれぞれの家庭・事業所により様々な燃料を使っておられます。たとえば、裏山里山から間引き材を切っておられる方、竹やぶの処理を兼ねて竹材を燃料にする方、製材所から製剤屑をバンド単位で購入される方、家を解体したときの梁や柱材を譲ってもらっている方など様々です。なんでも燃料にできるウッドボイラーですから家庭や立地、環境により様々な燃料を使うことができます。あなたの身の回りにはどんな燃料がねむっていますか?
オススメポイント
近くに山がある中山間地の方。製材所などの工場。可燃ごみが多い事務所。
給油代のコストを落としたい旅館・温泉などの施設にオススメです。



-- 薪にできる材料--
里山からでる薪・枝・剪定枝・落ち葉・竹やぶ。林業から出る間伐材・製材くず。建築から出る端材・かんな屑・解体材。農業から出る稲・草・わら・作物の草・廃ほだ木。中山間地ではこれらは全て身近な木質バイオマスエネルギーです。

紙くずなどは着火材としてよいですが、ビニール等有害な物は絶対に燃やさないで下さい。
私たちは「企画・投資・燃料集積・運転・活用・利益還元」の一連の仕組みを単独で実現できるウッドボイラーを通して「緑の循環型社会」の実現を社会の最小単位である「家庭」や「事務所」から実現します。

木材、廃材、可燃ごみなどを燃料に使うので、燃料代が不要です!自然に優しいバイオマス燃料です!

どのくらいの薪が必要なのか?


お風呂の給湯に関して言えば在来の薪焚き風呂の薪の量よりは効率が良いため少なくてすみます。
例えば、冬の場合、湯船180L+シャワー等170Lで合計350Lの水を使ったとします。
これを沸かすには4寸角(12cm×12cm)の柱材に換算すると長さが83.3cmほどの薪が必要になります。

 

計算根拠は↓↓↓

水温15℃350Lを42℃まで27度昇温する為に必用な熱量は350L×(42−15)=9,450キロカロリーです。

これをウッドボイラーの熱効率55%で割戻すと17,182キロカロリー燃焼させる必用があり、薪の単位発熱量2,850キロカロリー/kgで除すると

約6sの薪に該当します。更に木材の比重500kg/m3で除すると0.012m3の体積の薪が必要であることが分かります。

構造・使い方について



■構造
例えば、水のかまくらの中で火を焚くイメージです。
貯湯槽のお湯は直接使わず、熱交換コイルの中の流水又は循環不凍液に熱交換をすることで

給湯・暖房します。

給湯先では貯塔湯とほぼ同等の温度のお湯が水道水の勢いそのままに出湯します。


構造は、左図のように至って単純。シンプルゆえに壊れにくく、メンテナンスが楽です。

ちなみに15年20年先の壊れ方は投入口部分の溶接部分にピンホールができ、そこから

細ーい水が出てくるのが主な壊れ方のパターンです。地元の溶接工さんで修理可能です。

また、燃焼室のまわりに貯湯槽があるので、熱回収能力が抜群です!また、本体と燃焼室の間に水の壁ができるウォータージャケット2重構造により、本体が100度以上になりません本体ステンレスが焼けませんので、本体寿命も長く、耐久性、安全性にすぐれています。

これは、紙なべの原理を上手く取入れた合理的でシンプルな構造です。

貯湯サイズは用途に合わせて決めることができます。220Lをメインに、200L〜1950Lまでのラインナップを用意しております。

   

手前からN200NSB奥がN-500NSB              熱交換器1器を入れた状態です。             お湯の中に熱交換器が浸かっている状態

■使い方

燃えるものを開口部から投入し、火をつけ送風ブロアで燃焼を初期促進します。オキ火がある状態ならブロアを回せば次々と燃え移ります。

一旦本格的に燃焼が始まればブロアは必要なく、空気調整つきの取っ手で自然流入の空気量に従い適当な燃焼が続きます。
また、貯湯槽の水は直接は使いませんが、蒸発等で失った量はボールタップによって自動的に補給されます。

3シーズンはお風呂に入る40分前に一回薪を投入し、ボイラー内の湯の温度が70℃〜80℃になればお風呂もシャワーも

ふんだんにお湯がでます。台所・洗面ぐらいでしたら50℃もあれば十二分に出湯します。

床暖等の暖房シーズンは一日ご在宅の場合、朝、昼、夕方、晩の4回程度の薪の投入回数になります。

お勤めの場合は、朝、夕方、晩の3回ですが、昨晩のお湯が低温でも少し残るように焚いておけば、朝を省略する事はできます。

床暖房の循環ポンプは24時間タイマーによって朝起きる1時間前にセットしておけば、ほのかな温かさとフローリングのヒヤッとした

やな冷たさはなくなっています。

用途について

Q:既にボイラーがあるのですが、併設は可能ですか?
A:はい。並列・直列共に可能です。
ただし、直列の場合は給湯器に超高温が入らないためにオプションのサーモ式ミキシングバルブを通して繋いでください。
並列ではサーモ式三方バルブをつけることによって設定温度以上ではバイパスへ設定温度以下のお湯は石油ボイラーへお湯を通すことができます。

また、石油ガスボイラーでは、一次側に高温水が入ってくることが前提で作られた太陽風呂(ソーラー)対応のボイラーがベストマッチングです。

Q:我が家はオール電化住宅でオール電化割引サービスを受けていますが、ウッドボイラーを導入した場合オール電化割引は適用できませんか?
A:いいえ。ウッドボイラーを増設してもオール電化割引を適用できます。
例えば、中国電力会社では新エネルギーの導入に協力的でオール電化の対象にしていただけます。
これは、以前から電気温水器と太陽風呂を併設しても対象の範囲としており、その延長ということです。

Q:設置・費用はどれくらいかかりますか?
A:まず、給湯だけの場合ですが、将来に渡り給湯利用のみであればN-200NSB(税込約47万円)でも可能です。
本体以外に必要な部材は熱交換器とボイラーコントローラー、ミキシングバルブで約15.17万円ですので、給湯のみの必要な機器の標準価格は約62.2万円です。設置場所の条件にも寄りますが、特に複雑な工事がなければ標準価格内程度で設置が出来ます。

A:次に床暖房の実使用の場合
一般的にはN-220NSB(税込52.29万円)を採用します。
床暖用熱交換器+床暖コントローラー+循環ポンプ+不凍液タンク+不凍液が必要となり、床暖房に必要なオプションの合計は約20万円となります
これにプラス床暖パネルの工事分約1帖あたり2〜2.5万円が加算されます(大工内装工事は別途)。

A:給湯+床暖房両方の場合
両方で20帖クラスですと約120万円〜130万円が平均の工事価格(部材費+工事価格+諸費用)です。
上記はあくまでも目安としてください。現場状況によりその都度見積もりを差し上げます。

 

Q:我が家の床暖房ではどの機種が合いますか?

A:部屋の面積と窓構造・断熱材の厚みが分かれば簡単に算定できます。

例えば、20帖の床暖房で木造の一枚ガラス窓、断熱材が50mm外気温が−3℃で室内計画温度が20℃の定常暖房の場合

一時間あたりの暖房負荷は3,188キロカロリー/h必要です。この場合N‐220NSBの熱源能力が30,600〜44,200キロカロリー/hなので適合します。

また、上記の条件で2重ガラス窓の100mm断熱の場合の暖房負荷は2,014キロカロリー/hなのでN-200NSBでも可能ですが

ボイラーに余裕がある方が薪の投入回数や翌朝への熱量温存の余裕の為にもやはりN-220NSBをお勧めします。

N-200NSBとN-220NSBとの価格差が比較的小さい事を勘案してもほとんどの家庭ではN-220NSBが主流となっています。